酔を早めるオクダです。
貧乏くさいですね。
以前の続きでオカンの話をしようと思います。どうでもいいかもしれません。
うちのオカンは函館産まれです。
お雑煮の出汁はおすましでした。
英語が喋れます。どうしても海外で働きたかったらしく、学生時代に英語の家庭教師を雇っている友達の家の軒下で、やり取りを盗み聞きして覚えたそうです。ほんまかは知りません。結果、社会人になって大手化粧品会社のアメリカ支社教育担当として、念願のニューヨークで働いてたそうです。
僕がモノごころが付いた頃には、子供二人を育てるのに必死で、そんな華やかな事はやってなかったと思います。
親父の出身地大阪に越してきて、今思うと家計が大変やったんやろなと思うエピソードがいくつかあります。
その中のベスト3に、メロン味噌汁事件があります。
ある日の夕食のとき、お味噌汁に三角の小舟のような見たことのない具が浮かんでいました。
それ以外の具がないので、さながら夕凪の湖に浮かぶ一艘の小舟のようでした。
僕ら兄弟は不思議そうに、それを口にしながら訪ねました。
オカン、これはいったいなんだね、と。
しかし、その答えが返ってくる前に僕らは気づいたのです。
それは、昨日の晩に食べた、いただきモノのメロンの皮だった事に。
オカン的には、メロンの外側と果肉のあいだ(普通食べない硬い部分)には、非常に栄養が詰まっているので、食べない手はないだろうと。
…いやいや、それなんか聞いたことはあるけれども、メロンは違うやん。アレは果物やん。大根の葉っぱみたいな感じとちゃうやん。
きっとオカン的には、「明日の味噌汁の具ないわ」+「メロンもーたけど、まだ食べれそうな部分残ってて勿体無いわ」からの閃きだったんやと思います。
未だに同じレシピに出会ったことはありません。
そんなオカンももう70歳。
オトンの事は、しれっと「オヤジ」って呼べるようになったけど、オカンを「オフクロ」って呼べるようになるのはいつになるかな…と考えながら、ちょっと思い出話をしてみました。
またね!
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